高度経済成長期から爆発的に増えた輸入飼料は、日本の養豚情勢を大きく変えました。
より安い遺伝子組み換えとうもろこしを輸入して飼料工場で大量生産された配合飼料により、養豚家は餌を作る作業から解放され、どんどん大頭数を飼育できるようになりました。
その結果、雑穀や野菜くず、食品工場や家庭の調理くずといった、国産の飼料を食べさせて育てていた養豚は消え去ったのです。
それは本当に持続可能な養豚なのでしょうか。
時代には逆行しているかもしれません。
それでも私たちはできる限りの国産飼料を使って、国内市場に『本当の国産豚肉』を供給してまいります。